掻把手術・退院~瘢痕部妊娠発覚まで

娘をハグして病室に入り、すぐ手術の準備。台の上に寝かされてからはもう記憶がありません。

手術室に入ったのが17時頃、目が覚めたのは21時頃だったかな。。(記憶曖昧…)

 

麻酔から醒めたら旦那は荷物を取りに行っていていない、とのこと。笑

 

「ああ、2週間足らずで終わってしまったのか・・・」と一人おなかをさすりました。

 

荷物を持ってきてもらって旦那に「娘を頼んだ!」と引き継ぎをし、

インフルエンザなので、旦那も仕事を休んでもらうことに。

 

私の退院は翌日もしくは2泊とのこと。

早く帰りたい気持ちもありながら、喪失感も大きく、ゆっくり寝ていたい気持ちもあるのでした…。

仕事に穴をあけてしまうので、しばらく休む旨上司に連絡を入れ就寝。

 

次の日、診察で中は綺麗になった、と説明を受ける。

貧血がひどいので今日は退院許可だせない、とのこと。

 

うん、あれだけ出血すればね…と納得。

 

娘とは会えないのでTV電話で話をしました。

すごく心配していた通り「パパがひき肉で焼きそば作ってくれて…うんおいしかった…よ!」等w

面白おかしく笑わせてくれました。(インフルエンザなのに焼きそば…泣)

 

診察・巡回の度に「まだ貧血」「まだ貧血」と言われ、退院したのは3日目。

鉄剤を30日分出されて次回診察の予約をして帰りました。

 

2018/3/3 受診。

経過も悪くないので、次回生理が来たら子作り再開してもいいですよ、とのこと。

 

2018/3/15 頃 出血

生理再開、かと思い喜ぶ。(通常生理程度の出血量)

通常5日で終わるのですが、3日程度で終了。

その1週間後に再度出血、その出血は断続的に少量ずつ続き、

1ヵ月終わらない生理におかしいな、とやっと本腰を上げたのが4月下旬。

*ずっと出血していたので、子作りは再開せず…。 

 

2018/4/21

受診。子宮内にはなにもない。とのこと。

なのにhcgの数値が高く妊娠継続状態。(明確に数値は覚えてない)

なんだろうなんだろう、絨毛癌の可能性も、、と言われMRIを取ることに。

え。癌?なにそれ。状態。 

 

2018/4/25

MRI検査

hcg数値も高いまま

次回受診時の予約と、来るときは入院の準備をしてくるよう言われる。

え、癌なの?本気なの?状態。

 

2018/5/2

受診。前回、癌というワードが出たので、入院の準備をし、旦那にもついてきてもらう。

MRIでも癌のようなものは見当たらず、瘢痕部妊娠であった可能性が高い」と診断を受ける。

 

瘢痕部に着床したため、成長してもあきらめざるを得ない妊娠だった、

瘢痕部に組織の一部が残ってしまっていてhcgが高いまま、と説明。

 

さらに瘢痕部より裂けて破裂してしまう可能性あり、緊急手術対応可能な病院へ紹介状を書く、瘢痕部の組織を潰すには抗がん剤投薬(通院)か、小さければ経過観察でなくなるのを見るかのどちらか、と言われる。

 

なんだか亡くなってしまった我が子がまだおなかにいるんだ、と思えてしまって。

癌でなくて一安心、と、ハンコンブニンシン??という疑念と、

いろんな感情で。なんだかとっても複雑な気持ちになった。

 

ゴールデンウィークの中日だったので紹介状は後日、

更に受け入れに時間がかかるとのことでもう一度この病院で受診することに。

出血がひどくなったら夜間でもなんでも連絡して受診してください、とのこと。

帰宅することができました。 

 

でもあまり詳しい説明はしてくれなかった。

瘢痕部妊娠がなんなのか。

 

帰宅後、検索魔になって調べまくった。

瘢痕部妊娠は異所性妊娠の一つで、帝王切開経験者ならだれでもなりうること

その確率が2000人に一人であること。

瘢痕部妊娠が予めわかっていれば掻把手術はしないらしい、ということ。

瘢痕部妊娠の治療法、経過、その後の妊娠。

 

専門家でないので詳細は省略しますが、

瘢痕部妊娠後の妊娠については、、、

あまり踏み出している方がいらっしゃらないように見受けられました。

 

調べるうちに生きていてよかった。。

抗がん剤で我が子が消えるのを待つ、なんて、そんなの無理、、って考えたら

 

いまの状態はよかったのかもしれない?

とかぐるぐるとりとめなく。

 

も、この先どんな治療をするんだろう、

第二子熱望していたのに、再開なんてできるのかな、、

先が見えなくて怖くなったのを覚えています。

 

続く